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看護師が退職代行を使うとき、先に確かめること
看護師の退職が止まる場所は、だいたい決まっています。師長が退職届を受け取らない、寮に住んでいる、夜勤で日中に連絡できないの3つです。
退職代行に頼めば、このうち「伝える」は解決します。残り2つは、選ぶ社で結果が変わります。
「受理しない」と言われても退職はできる
退職届を受け取ってもらえない、次の勤務表に名前が入っている、という状況はよく聞きます。ただし、期間の定めのない雇用なら、申し入れから2週間で雇用契約は終わります(民法627条1項)。受理印を押すかどうかで結論は変わりません。
変わるのは「その2週間をどう過ごすか」です。有給を使うのか、欠勤にするのか。ここを会社と話せるのは、交渉すると公式に書いている4社だけです(民間業者が条件を交渉すると非弁行為にあたります)。
夜勤明けでも連絡できるか
日勤・夜勤で生活時間がずれるため、受付時間は実際に効きます。
- 24時間受付と公式サイトに書いている社:12社中8社
- LINEで相談できると書いている社:12社
深夜に相談を送っておき、返信を起きてから読む、という進め方ができます。返信の速さまでは各社とも保証していません。受付時間の記載は24時間受付の社とLINEで相談できる社にまとめています。
寮・社宅に住んでいる場合
病院の寮や借り上げ社宅に住んでいると、退職と同時に「いつ出るか」の話が発生します。ここは退職の意思を伝えるだけでは片づきません。
掲載12社のうち、社宅の交渉に公式サイトで触れているのは1社でした(弁護士法人zenの退職代行。推奨プラン・専門プランの範囲に「社宅交渉(立会別途)」と記載)。
寮から先に出るのか、退職日まで住むのか。希望を決めてから相談すると話が早いです。
奨学金(お礼奉公)を言われたら
病院の奨学金を受けていて「辞めるなら一括返済」と言われることがあります。返済の要否は契約の内容によりますが、辞めること自体を理由にした違約金をあらかじめ決めておくことは禁じられています(労働基準法16条)。
金額や条件を示されて争いになりそうなら、弁護士が運営する社の範囲です。進め方は退職後に損害賠償請求されたらにまとめています。
看護師が確認する3つ
- 有給・未払いの交渉が要るか(要るなら交渉すると明記している社)
- 寮・社宅の話があるか(触れている社は1社)
- 連絡できる時間帯(24時間受付は8社)
転職先は決まっていなくて構いません。辞めたあとの支援まで見るなら、転職サポートを公式に書いているのは5社です(退職代行を使ったことは転職先にバレるのか)。
相談だけで終えても構いません。契約前に料金と対応範囲を聞ける窓口を公式表記のまま並べています。
この記事の根拠
社数は、掲載12社の公式サイトの表記を記録した台帳から出しています(確認日 2026-08-27〜09-05)。看護師向けの特別なプランがあるかどうかは、各社とも公式サイトに記載がありませんでした。ここに書いたのは、看護師に当てはまりやすい条件(交渉・受付時間・社宅)で台帳を絞った結果です。
看護師が次に読むもの
師長に止められている・有給が残っている場合は、交渉できる社でないと話が進みません。