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「退職代行なんて頭おかしい」と言われるのが怖い
退職代行を調べていると、こういう言葉が視界に入ります。
頭おかしい/クズ/甘え/社会人失格/逃げ
自分がやろうとしていることを、知らない誰かに否定されている。それを見て手が止まる。よくあることです。
誰が言っているのかを分けて考えてください
この言葉を言っているのは、だいたい次の3種類です。
1. 辞められた側の人
「退職代行 使われた」は月に1,000回以上検索されています。つまり、代行を使われた会社の人が検索しているということです。突然連絡が取れなくなった側から見れば腹が立つのは自然で、その感情から出た言葉が「クズ」です。
これは、あなたに向けられた評価ではなく、その人の職場で起きたことへの反応です。
2. 自分は自力で辞められた人
「言えば辞められる職場」しか経験していない人は、言えない職場があることを想像しにくい。悪気があるわけではなく、前提が違うだけです。
3. 話題として消費している人
SNSやまとめサイトで、強い言葉のほうが反応されるから使われている。あなたを見て言っているわけではありません。
気にしたほうがいい場面はあります
全部を無視していい、とは言いません。実際に影響が出る場面はあります。
- 業界が極端に狭い職種(医療、士業、地域密着の専門職など)。辞め方が人づてに伝わることがあります
- 同じ会社に戻る可能性があるとき
- 紹介や推薦で次の職場に行く予定があるとき
こういう事情があるなら、代行を使うかどうかを天秤にかける意味があります。それでも耐えられない状況なら使う判断はありますが、知らずに使うのと、分かったうえで選ぶのは違います。
気にしなくていい場面
- 転職先が別業界・別地域
- 会社が退職を受理しない、話を聞かない
- 連絡を取ること自体で体調が悪くなっている
- すでに一度伝えて、態度が変わった
このどれかに当てはまるなら、他人の言葉より自分の状態を優先してください。
「後悔した」という声について
「退職代行 後悔」も一定数検索されています。後悔の中身は、多くがやったこと自体ではなく、やり方です。
- 有給の話をしないまま終わった
- 私物を置いてきた
- 離職票がなかなか届かなかった
- 交渉できないサービスに、交渉が必要な案件を頼んだ
これらは事前に潰せます。特に最後の1つは、サービスの種類を間違えたことが原因です。伝えるだけのサービスに有給交渉を期待しても、法律上できません。
決める前に確認しておくこと
退職代行は3種類あり、会社と交渉していい範囲が法律で違います。ここだけは選ぶ前に知っておいてください。有給や未払いのやり取りが必要なのに「伝えるだけ」のサービスを選ぶと、後悔の中身がそこに集中します。
言葉が怖くて動けないなら、まず相談だけして構いません。相談した結果「自分で言えそうだ」と思えたなら、それも良い結果です。
種類によって、会社と交渉できる範囲が法律で変わります。